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ネットのコンテンツ販売で鍵になるのは、販売の「プラットフォーム」を構築するということだ。1度プラットフォームが出来てしまえば、上述のとおり、顧客は他のプラットフォームに乗り換えるのが非常に面倒になる。ユーザー数が圧倒的に増えれば、使い方を知っている人も他の人に教えやすくなり、ユーザー数トップのプラットフォームがさらに雪だるま式にユーザー数を増やすということになる。
プラットフォーム側のコスト構造から考えても、サービスの開発費がユーザー数で薄まっていくので、ユーザー数が多いところが、より使いやすいサービスをより安いコストで提供できることになる。

このため、こうしたコンテンツのプラットフォームは、自然に世界でせいぜい2-3社の寡占状態、または独占状態になっていくものと考えられる。

この出版コンテンツのビジネス規模をざっくり考えてみよう。
仮に将来、世界で3億人の人が年間平均3万円ちょっとを出版物に使い、プラットフォームが売上の30%を手数料で抜くとすると、プラットフォームの売上は年間約3兆円 になる。
書籍と違って店頭でレジを打ったりトラックで輸送したり在庫を数えたりということなく、中心的な業務は巨大な数のサーバ群が自動的に行うわけだから、利益率も高くなる。事業価値数兆円以上になる巨大ビジネスが誕生するわけだ。
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